NPB公式発表の中でもファンの視線を一身に集めているのが、東京ドームでの伝統の一戦と、みずほPayPayドームでの首位・上位攻防戦です。
東京ドームで行われる巨人対阪神の一戦は、まさに両軍の屋台骨を支える大黒柱同士のマッチアップとなりました。巨人のマウンドに上がるエース右腕は、直近の登板でも8回1失点と安定感抜群のピッチングを披露。スプリットとスライダーのキレは球界随一であり、打者の手元で急激に沈む軌道は捉えるのが至難の業です。対する阪神のエース右腕も、精密機械と称される抜群の制球力を武器に、低めを丹念につく投球術に一切の狂いはありません。
報道関係者の取材によると、両投手ともに「相手を意識するのではなく、先にマウンドを降りないことだけを考えて腕を振る」と口を揃えており、ベンチの継投タイミングを含めた心理戦が試合の明暗を分けることになりそうです。わずかな失投が即座に決勝打に直結する、息の詰まる投手戦は必見と言えます。
また、パ・リーグの首位攻防戦では、リーグ屈指の左腕が強力ホークス打線に立ちはだかります。昨今の対戦データを見ても、走者を背負ってからのギアの上げ方は圧巻であり、得点圏被打率は1割台前半に抑え込まれています。長打力と機動力を兼ね備える相手打線に対し、捕手との緻密な配球プランがどう機能するのか、試合開始直後の第1打席から目が離せません。