話題の「山くらげ」とは?海藻でもクラゲでもない正体を徹底解明

話題の「山くらげ」とは?海藻でもクラゲでもない正体を徹底解明

話題の「山くらげ」とは?海藻でもクラゲでもない正体を徹底解明とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

名前だけを聞くと「山で獲れるクラゲ?」と困惑するのも無理はない。その正体は、キク科アキノノゲシ属に分類される「茎レタス」と呼ばれる野菜の一種だ。一般的な玉レタスのように葉を食べるのではなく、太く伸びた茎の部分を食用とする。

収穫された茎レタスは、外皮を厚く剥いて細長く切り、天日干しで乾燥加工される。乾燥させることで水分が抜け、あの唯一無二のコリコリとした強い歯ごたえが生まれるのだ。水で戻すと色鮮やかな緑色に戻り、独特の食感が再現される。

歴史を紐解くと、その起源は古代中国にまでさかのぼる。清の時代には、乾隆帝がその風味と食感を絶賛し、皇帝への献上品を意味する「貢菜(ゴングツァイ)」の名を賜ったという記録も残る。かつて宮廷料理を彩った格式高い食材が、時を超えて現代の日本の中華料理店や家庭の食卓で親しまれている。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。