Q1:銀歯や詰め物の下が黒く見えるのは、必ず虫歯ですか?
A1:必ずしも虫歯とは限りません。金属イオンが歯質に沈着した「メタルタトゥー(金属着色)」である場合もあります。ただし、外見だけで着色か二次カリエスかを識別することは困難なため、歯科医院でデンタルX線検査やう蝕検出装置(ダイアグノデント)による精査を受けることが必須です。
Q2:詰め物の下の虫歯を放置すると、最終的にどうなりますか?
A2:初期の知覚過敏から激しい自発痛(歯髄炎)へと移行し、やがて神経が壊死して一時的に痛みが引きます。しかし放置を続けると歯根の先端に膿が溜まり、激痛とともに歯茎や顔が大きく腫れ上がります。最悪の場合、歯の根が割れる(歯根破折)か、骨の破壊が進んで抜歯を余儀なくされます。
Q3:過去に神経を抜いて被せ物をした歯でも、下で二次カリエスは起こりますか?
A3:起こります。むしろ神経のない歯(失活歯)は痛覚がないため、被せ物の下で虫歯が進行して歯根だけになるまで完全に無自覚で放置される危険性が極めて高くなります。被せ物の縁の段差や違和感に気づいた際は、直ちに受診してください。