なぜタサキのピアスは完売が続くのか?価格改定と熱狂の舞台裏

なぜタサキのピアスは完売が続くのか?価格改定と熱狂の舞台裏

なぜタサキのピアスは完売が続くのか?価格改定と熱狂の舞台裏とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

真珠の常識を覆す大胆なアプローチは、株式会社TASAKI(TASAKI & Co., Ltd.)が歩んできた果敢な変革の歴史そのものである。その転換点となったのは、2009年にクリエイティブディレクターへ就任したタクーン・パニクガル(Thakoon Panichgul)の存在だった。

彼は真珠をクラシカルな殻から解き放ち、バーの上にパールを直線的に並べるという、それまでの宝飾界ではあり得なかった幾何学的な構造を生み出した。彫刻的でありながら日常のモードに溶け込むその作風は、瞬く間に世界を席巻した。

その前衛的な精神は、後を継いだプラバル・グルン(Prabal Gurung)によってさらなる高みへと昇華される。フェミニニティと現代的な力強さを融合させた彼のディレクションは、パールにエッジの効いたモダンな息吹を吹き込み、ブランドを唯一無二のポジションへと押し上げた。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。