騒動の幕開けから検証が進んだ現在、事態はオカルトの領域を脱し、国際的な刑事事件および文化財保護をめぐる法廷闘争へとステージを移しています。
ペルー司法当局は、文化遺産の不法所持や盗掘、不法輸出の容疑で関係者の捜査を継続。マウサン氏側はペルー政府を相手取り「研究を不当に妨害され名誉を傷つけられた」として数億ドル規模の損害賠償を求める訴訟を起こすなど、泥沼の対立が続いています。
一方、SNSやオンラインコミュニティでのネットの反応も、公開当初の熱狂から冷徹な見方へと大きく様変わりしました。
「最初はワクワクしたが、接着剤の成分まで特定されたのを見て完全に冷めた」「映画のプロップ(小道具)レベルの造形に世界中が振り回されたのが滑稽」「本物の古代人の遺骨を損壊して金儲けに使っているとしたら許されない冒涜だ」といった批判的な声が圧倒的多数を占めています。科学的なファクトチェックが浸透したことで、多くのユーザーが冷静に事件の全貌を受け止めるに至っています。