京都を訪れたなら一度は口にしたい、名門茶寮の看板メニュー。長年愛され続ける理由とその実力を、編集部の実食検証と旅行者の評判から厳選・格付けしました。
堂々の筆頭に挙げられるのが、安政元年創業の歴史を誇る中村藤吉本店です。こちらの代名詞である中村藤吉本店の生茶ゼリイは、竹筒に盛り付けられた目にも鮮やかな逸品。極限まで甘さを抑え、宇治抹茶本来の瑞々しい風味と弾力を閉じ込めたゼリーは、一口含むと上品な香りが鼻腔を抜けます。本店(宇治)ならではの風情ある中庭を眺めながら味わうひとときは、並ぶ価値を十分に感じさせる格別の体験です。
続いて高い支持を集めるのが伊藤久右衛門 宇治本店。季節ごとに装いを変える限定パフェや、宇治抹茶の上質な旨味を贅沢に抽出したパフェは、視覚と味覚の両方を満たしてくれます。茶葉の選定から妥協しない姿勢が、幅広い世代のリピーターを生む原動力です。
京都中心部・四条通に店を構える辻利 祇園本店も外せません。辻利 祇園本店のメニューでは、濃厚な抹茶ソフトクリームをベースにしたテイクアウトパフェから本格的な茶寮甘味まで揃い、祇園散策の合間に本格派の味を手軽に楽しめる点が強みです。
さらに、京都のトレンドを牽引した「MACCHA HOUSE 抹茶館」の京都発祥の枡入り抹茶ティラミスは、ヒノキの升に入ったとろけるようなマスカルポーネと極上抹茶の二層構造が今なお不動の人気を誇ります。洋と和の融合を極めた濃厚な京都抹茶ガトーショコラを提供する専門店も台頭しており、伝統と革新がハイレベルで共存しています。