こうした状況下で、報道機関の役割も問われている。NHKをはじめとする大手マスメディアの選挙報道や、オンラインメディアによるデジタルジャーナリズムの現場では、ポスター写真の信頼性をどう報じるかが新たな論点として浮上した。
記事やニュース番組で候補者を紹介する際、選挙管理委員会に届出された「加工済みのポスター画像」をそのまま掲載すべきか、あるいは取材陣が撮影した「生の写真」を併記すべきか。有権者に正確な情報を届ける使命を担うジャーナリズムの現場でも、ポスター画像に頼りすぎることへの危機感が広がっている。