念能力の根幹を成すのは、生まれ持った資質によって分類される「6つの系統」だ。肉体機能を飛躍的に高める「強化系」、オーラの性質を変える「変化系」、オーラを物質化する「具現化系」、オーラを体外へ切り離して放つ「放出系」、物質や他者を操作する「操作系」、そしていずれにも属さない特殊な性質を持つ「特質系」。六角形の相性図によって隣接する系統ほど習得しやすく、対極にある系統ほど習得率が下がるという厳格なルールが存在する。
このシステムの真に秀逸な点は、「強さの絶対値」が存在しない点だ。どれほど膨大なオーラを誇ろうとも、操作系の「一撃必殺の条件」を完遂されれば一瞬で敗北する。具現化系が創り出す特殊な空間やルールにハメ込まれれば、自慢の破壊力も無力化される。個人の性格や精神状態がそのまま系統や能力に反映されるため、戦術の組み立てこそが勝敗を決する極限の頭脳戦を生み出している。