日焼け止めを塗る作業は手間がかかり、汗で流れ落ちるたびに塗り直しが必要となる。この物理的なストレスから解放してくれる手段として、専門家の間でも「着る日焼け止め」への評価が急上昇中だ。日本皮膚科学会の見解においても、紫外線を物理的に遮断することが肌の光老化を防ぐ最善策の一つとされている。
テレビやSNSでも精力的に発信する皮膚科医の友利新氏も、日常的なUVケアにおける布地の有用性を繰り返し説いている。液状の遮光剤では塗りムラや汗による流出が避けられないが、高密度な特殊繊維で織られた羽織りものであれば、着用している限り均一な防御効果が得られるからだ。もちろん、顔や手元など露出部分への補完は必要だが、「服を着るだけ」で全身の大部分を守れる合理性は極めて高い。