交通網の断絶は、市民生活の足だけでなく、関東エリア全体の物流ラインに甚大な影響を及ぼした。
JR常磐線は特急・普通電車ともに終日全線で運転を見合わせた。線路への倒木撤去作業に加え、架線の損傷修復が大幅に難航したためだ。さらに、山間部を縫うように走るJR水郡線では深刻な斜面崩落が確認され、全線復旧までに時間を要する厳しい見通しとなった。高速道路も例外ではなく、常磐自動車道の日立南太田ICからいわきJCT間が長時間の通行止めとなり、並行する国道6号線には迂回するトラックや一般車両の大渋滞が発生した。