1948年6月25日生まれの沢田研二。2026年の現在、78歳への節目を迎える年齢でありながら、その創作意欲とパフォーマンス力は健在だ。数字としての年齢は確かに歳月の重みを示している。しかし、実際のステージを目撃した者は誰一人として衰えなど感じない。圧倒的だった。声量は豊かで、シャウトには魂が宿る。
2026年においても、彼の音楽活動および演劇へのアプローチはきわめて精力的だ。全国各地を巡るライブツアーでは、過去のノスタルジーに甘んじることなく、常に「現在のリアルな表現」を叩きつけている。往年のメガヒット曲から近年のメッセージソングまで、緻密に構築されたセットリストは圧巻の一言。さらに舞台や演劇作品で見せる重厚な芝居も絶賛を集めており、年齢を重ねたからこそ滲み出る深みが、全国のホールを満員にし続けている。