カリスマ経営者には常に光と影がつきまといます。ネット掲示板やSNSでは、三木谷氏に関する多種多様な噂がまことしやかに囁かれてきました。本誌取材陣および公的情報に基づき、それらの真偽を客観的に検証します。
かつてネット動画配信者によって暴露された「夜の交友関係」やパーティーを巡るスキャンダルは、一時期Twitter(現X)上を激しく炎上させました。三木谷氏自身がSNS上で直接反論を投稿したことで波紋が拡大した経緯があります。しかし、法的措置の進展や暴露主自身の公判・有罪判決を経て、これらの一連の騒動は法的に完全に決着。現在では、根拠の薄い中傷や意図的な切り取りであった側面が明白となっています。
もう一つの大きな論争の種であった「楽天の社内英語公用語化」についても、開始当初は「日本人ばかりの組織で機能するはずがない」「優秀な技術者が流出する」といった冷ややかな批判が噴出しました。しかし、導入から10年以上が経過した現在、エンジニアの半数以上を世界中から集まる優秀な外国人材が占めるグローバル開発組織が完成。AI開発やクラウドネイティブな通信ネットワーク構築において、海外の超一線級エンジニアを迅速にアサインできる体制が確立されており、三木谷氏の掲げた「世界基準のスピード感」という狙いは見事に結実しています。