メンズコンカフェが都市部でこれほど急激に店舗数を伸ばした最大の契機は、2024年に社会問題化した悪質ホストクラブへの法規制および取り締まり強化です。警視庁をはじめとする行政機関が「売掛金(ツケ払い)」の原則廃止や悪質な勧誘の取り締まりを厳格化した結果、夜の街の生態系が大きく変化しました。
高額な売掛リスクを恐れた従来の客層の一部が、「前金制・時間制で手軽に楽しめる」と謳うメンズコンカフェへ移行。同時に、敷居の高くなったホスト業界を避けた若い男性キャストたちが、メンコンへと活躍の場を移したのです。歌舞伎町や池袋では、わずか1〜2年の間に数十店舗規模で新規出店が相次ぎ、今や一大エンターテインメント産業の様相を呈しています。
現在の客層評判を見ると、中心は18歳から24歳前後の専門学校生、女子大学生、若手会社員。いわゆる「Z世代の推し活文化」と親和性が極めて高く、アニメやアイドルの応援と同じ感覚で、リアルな男性キャストとの対話やチェキ撮影を楽しむ女性が大半を占めています。