回収騒動直後、ネットコミュニティやSNS上では激しい動揺が広がりました。当時、知恵袋やX(旧Twitter)上には次のような投稿が相次ぎました。
「喉のために毎朝高いお金を払って食べていたのに、除草剤が入っていたなんて裏切られた気分」「戸棚にある瓶を見たら該当ロットだった。怖くて即ゴミ箱に捨てた」といった強い憤りと不安の声です。一方で、健康意識の高い層からは「基準値が他国の農産物と比べて厳しすぎるだけでは?」「日常的に食べる小麦や輸入大豆のほうがよほど農薬基準値が高い」といった冷静な指摘も見られました。
では、生産国であるニュージーランド現地の養蜂現場はどのように変わったのでしょうか。現地の産業構造を取材した専門資料によると、ニュージーランド第一次産業省(MPI)は事態を重く受け止め、輸出向けマヌカハニーに対するグリホサート検査体制を抜本的に義務化しました。現在では、蜂の巣箱が設置される山間部周辺における除草剤散布の厳密な制限に加え、「出荷前の全ロット残留農薬分析」が業界の標準プロトコルとして組み込まれています。