日常的に宅急便を送る人にとって、非会員のまま定価で荷物を差し出す行為は明らかな金銭的損失を招いています。ヤマト運輸が推進するデジタル化施策の根幹にあるのが、発送手続きのセルフ化に伴う還元策です。
代表的な割引スキームが、Webやアプリから送り状を作成する「スマホで送る」機能です。手書きの送り状を廃止してデジタル割(60円引)を適用させ、さらにヤマト運輸の営業所へ持ち込むことで持込割(メンバーズ会員は150円引、非会員は100円引)が重なります。これだけでも店頭定価から1個あたり210円の割引が即座に成立します。
さらに見逃せないのが、送り状発行とスマホ決済による割引の相乗効果です。事前にオンライン上でクレジットカードや各種キャッシュレス決済(PayPay、楽天ペイ、d払いなど)を済ませておけば、店頭での現金のやり取りが一切発生しません。加えて、受け取り側の住所を知らなくてもLINEやSNS経由で荷物を送れる「匿名配送サービス」(別途手数料110円)を利用できる点も、フリマアプリ全盛の現代において圧倒的な支持を集めています。
単なる小銭の節約にとどまらず、発送伝票を書く時間的コストと窓口での待ち時間を劇的に圧縮できる費用対効果こそ、多くのヘビーユーザーが「入会しない理由がない」と語る最大の根拠です。