憶良らは今は罷らむ子泣くらむの現代語訳と意味|宴会中座の真相と文法を徹底解剖

憶良らは今は罷らむ子泣くらむの現代語訳と意味|宴会中座の真相と文法を徹底解剖

憶良らは今は罷らむ子泣くらむの現代語訳と意味|宴会中座の真相と文法を徹底解剖を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。

古典文法の試験で受験生が最もつまずきやすいのが、同一短歌内に出てくる助動詞「む」と「らむ」の識別です。万葉集の時代(上代特殊仮名遣いや当時の語法)を踏まえ、試験で狙われるポイントを客観的に比較整理しました。

文法項目・識別対象該当箇所と文法機能一般的な識別基準編集部の見解・解答のコツ助動詞「む」の識別罷らむ(二句)
未然形接続・終止形主語が一人称なら「意志」、二人称なら「勧誘・適当」、三人称なら「推量」。主語が「憶良」自身であるため、迷わず「意志(〜しよう)」と答えるのが鉄則。助動詞「らむ」の識別泣くらむ(三句)
待つらむ(結句)終止形接続(ラ変型は連体形)。今見えていない現在の状態を推測する。意味はどちらも「現在推量(今頃〜しているだろう)」。場所の隔たり(家の中)を意識する。結びの「そ」の役割待つらむそ(結句)
係助詞(強意)「ぞ」の古い形。係助詞「ぞ」と同じく連体形結びを作る。直前の「らむ」が終止形ではなく連体形である理由として問われる頻出ポイント。敬語「罷る」の敬意の方向罷らむ(二句)
謙譲語動詞身分の高い場所・相手から退出する自らの行為をへりくだる。敬意の対象は宴の主催者である大伴旅人(大宰帥)およびその場に同席する貴族たち。
中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。