「マウスの底面LEDは光っているのにカーソルがまったく動かない」「クリックはできるのに移動だけできない」という現象は、非常に多くのユーザーが直面するトラブルです。
赤色や青色のLED、あるいはレーザー光が点灯している状態は、「マウス本体に電力が供給されていること」のみを示しており、通信が成立している証拠ではありません。この場合に確認すべきポイントは以下の通りです。
① センサー読み取り面の汚れやデスクの材質
光学式やレーザー式のセンサー窓に細かなホコリや髪の毛が挟まっていると、光は照射されても反射光の変化を読み取れません。また、透明なガラステーブルや光沢のある木目調デスクでは光が乱反射し、ポインターがピクリとも動かない状態に陥ります。まずは白い紙や専用のマウスパッドを敷いて挙動を確かめてください。
② 「クリックはできるがカーソルが動かない」現象の深層
クリック信号(ボタン入力)は送信されているのにポインターの移動情報だけが遮断されている場合、マウス内部のセンサー基盤不良か、OS側の入力処理キューのスタックが考えられます。キーボードの「Windowsキー」を押してスタートメニューがポップアップするか確認し、OS全体がフリーズしていないかを検証します。
③ 「マウスポインターが画面から消えた」場合の復活手順
文字入力時にポインターを非表示にする設定が誤作動しているケースや、マルチディスプレイの画面外にカーソルが迷い込んでいる事例が多発しています。キーボード操作で「Ctrlキー」を押した際にポインターの位置を表示する設定(設定 > マウスのプロパティ)を事前に有効にしておくか、一度「Alt + Tab」で別ウィンドウにフォーカスを切り替えることで、見失ったポインターを画面中央に再描画できます。