小学5年生の平均体重は?男女差と肥満度の真実を最新データで徹底解剖の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
子どもの成長スピードには驚かされるものですが、小学5年生ほど男女差や個体差が浮き彫りになる学年は他にありません。文部科学省が毎年定点観測を行っている「学校保健統計調査」の最新データを紐解くと、10歳から11歳にかけての児童生徒の体格推移には明確な特徴が現れています。
小学5年生(満10歳)の全国平均値を見ると、男子は平均身長139.0cmに対して平均体重34.3kg、女子は平均身長140.2cmに対して平均体重34.0kgとなっています。ここで注目すべきは、平均身長において女子が男子を上回る「逆転現象」が起きている点です。
年齢・学年区分詳細・数値データ(男子)詳細・数値データ(女子)編集部の見解・評価10歳(小5前半)身長:139.0cm
体重:34.3kg身長:140.2cm
体重:34.0kg女子が身長で男子をわずかに追い抜く時期。体脂肪の蓄積パターンに性差が生じ始める。11歳(小5後半〜小6)身長:145.3cm
体重:38.8kg身長:146.9cm
体重:39.2kg女子の体重が男子を逆転。1年間で体重が約5kg前後増加する子どもが多く、個人差が最大化する。標準的な年間増加幅身長:約+5.5〜6.0cm
体重:約+4.0〜4.5kg身長:約+6.5〜7.0cm
体重:約+5.0〜5.5kg女子の伸びがピークに近づく一方、男子の本格的な成長スパートは中学生以降に本格化する。ローレル指数標準域115 〜 145 未満115 〜 145 未満単純な体重ではなく、身長とのバランスを示す指数で判定することが医学的な前提。
女子は男子よりも第二次性徴の開始が1年から1年半ほど早く訪れます。そのため、小学5年生の段階では男子よりも女子の方が背が高く、骨盤の発達や皮下脂肪の蓄積に伴って体重がグンと増える傾向があります。同級生の男の子と比べて「うちの娘は体重が重すぎるのではないか」と悩む保護者がいますが、それは思春期における自然な発達生理学のプロセスに過ぎません。