宴会締めの挨拶で失敗しない極意!急な指名も安心な鉄板例文とマナー

宴会締めの挨拶で失敗しない極意!急な指名も安心な鉄板例文とマナー

話題沸騰中の 宴会締めの挨拶で失敗しない極意!急な指名も安心な鉄板例文とマナーについて、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

締めの挨拶のクライマックスを飾るのが「手締め」です。手締めには三本締め、一本締め、一丁締め(関東一本締め)といった複数の形式があり、式の格式や宴会の規模によって使い分ける必要があります。

しかし現場では、「それでは一本締めで…よーお、パン!」と、一丁締めと一本締めを混同して掛け声をかけてしまい、周囲の手拍子がバラバラになって気まずい空気が流れる光景が後を絶ちません。それぞれの違いと正しい所作を整理した一覧表を確認しておきましょう。

手締めの種類拍手の回数・リズム適した場面・格式掛け声と手順三本締め「パパパン、パパパン、パパパン、パン」を3回(計30回)周年記念式典、婚礼、格式高い公式祝賀会、納会「お手を拝借、いよぉーっ」「もう一丁」「もう一丁」「ありがとうございました」一本締め「パパパン、パパパン、パパパン、パン」を1回(計10回)一般的な歓送迎会、忘年会、新年会、部署懇親会「お手を拝借、いよぉーっ」「パパパン、パパパン、パパパン、パン」「ありがとうございました」一丁締め
(関東一本締め)「パン」と1回だけ手を打つ居酒屋での二次会、個室外の一般客が多い場所、略式の解散「お手を拝借、よぉーっ」「パン!」「ありがとうございました」

手締めの基本構造は、「三・三・三・一」のリズムにあります。「三拍」が3回で「九(苦)」となり、最後に「一拍」を加えることで漢字の「丸」になり、物事が丸く収まるという意味が込められています。一本締めのマナーとやり方を実践する際は、この伝統的な意味合いを理解した上で、全員が揃って音を出せるよう堂々と音頭を取りましょう。

一方、居酒屋のオープンスペースなど周囲に他のお客さんが大勢いる環境では、大きな音を何度も鳴らす三本締めや一本締めはマナー違反になりかねません。そうした配慮が必要な場では、一丁締めの正しい手順を選択し、静かに「パン」と一拍だけ鳴らして会を収めるのが現代のスマートな処世術です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。