弱った金魚を救う塩浴の正しいやり方|0.5%計算と回復手順

弱った金魚を救う塩浴の正しいやり方|0.5%計算と回復手順

これさえ読めば安心! 弱った金魚を救う塩浴の正しいやり方|0.5%計算と回復手順の対策をステップバイステップで解説します。

淡水魚である金魚の体液には、約0.5〜0.6%の塩分が含まれています。本来、周りの水(塩分0%の真水)と体内の塩分濃度の差によって、金魚の体内には皮膚やエラを通じて常に水分が染み込んできます。金魚は健康なとき、腎臓をフル稼働させて余分な水分を尿として排出し続けることで、体内の水分バランスを保っています。この働きを浸透圧調整と呼びます。

しかし、水質の悪化や急激な水温変化、病原菌の侵入などによって体調を崩すと、この浸透圧調整にエネルギーを割くことができなくなります。そこで飼育水の塩分濃度を体液とほぼ同じ0.5%に調整してあげると、体内に水分が過剰に侵入しなくなります。その結果、金魚は余計なエネルギー消費を劇的に抑え、体力の消耗を防いで自己免疫力の回復に集中できるようになります。

さらに、0.5%の塩水環境は多くの淡水性病原菌や寄生虫にとっても活動しにくい環境となるため、軽度の感染初期であれば金魚自身の免疫力だけで病原体を退治できるケースも少なくありません。

森 瞳
著者

森 瞳

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