順風満帆に見える彼女たちのキャリアだが、その道のりは決して平坦ではなかった。2021年に直面したメンバーのスジンを巡る学生時代の疑惑と、それに伴う突然の脱退劇。グループは長期にわたる活動休止を余儀なくされ、一部のメディアからは「グループ存続の危機」と囁かれたこともあった。
世間の冷ややかな視線と不安が渦巻くなか、彼女たちが選んだ回答は沈黙ではなく、圧倒的な音楽による反撃だった。約1年以上の空白期間を経てリリースされたアルバムで、5人は傷だらけになりながらも自らの足で立ち上がる姿を鮮烈に提示した。脱退という最大の危機を単なる痛手で終わらせず、表現の深みへと昇華させた瞬間だった。逆境を糧にして結束を固めた5人の眼差しには、もはや迷いは微塵もなかった。