インターネット上の掲示板やSNSでは、竣工から40年以上が経過していることから「近々取り壊されるのではないか」「名古屋国際センタービル 建て替え計画が水面下で進んでいる」といった噂が散見されます。関係機関への取材および公開情報を精査したところ、現時点で直ちにビル全館を取り壊して建て替える具体的決定は存在しません。
噂が一人歩きした背景には、名駅通り沿いや笹島地区で進む超高層再開発ラッシュと、新耐震基準導入期(1981年施行)前後に設計された大型建築物への一般的な関心の高まりがあります。本ビルは日本を代表する設計組織である日建設計の手によるもので、耐震性能の検証および適切な修繕計画に基づいた維持管理が継続されています。
都市再生の観点から長期的な将来構想が議論されることはあっても、現在も多くの重要機関が稼働しており、今後も段階的なリノベーションを重ねながら活用される見込みです。「老朽化で使えなくなる」という言説は事実誤認であり、安心して利用できるインフラが維持されています。