劇中でパク・ジョンミンが披露した楽曲は、ピアノ学習者でも長年の修練を要する名曲ばかりです。彼が実際にマスターし、映画の中で演奏した主な楽曲と名シーンを振り返ります。
1. ショパン:『夜想曲(ノクターン)第13番 ハ短調 作品48-1』
映画の冒頭や要所で登場し、主人公ジンテの内面に眠る繊細な感情と豊かな音楽的才能を印象付ける名曲。重厚な旋律と感情の起伏を、指先の繊細なタッチで見事に表現しています。
2. ベートーヴェン:『ピアノソナタ第14番「月光」第3楽章』
激しいアルペジオと圧倒的なスピード感が求められる屈指の難曲。路上ピアノのシーンなどで見せたダイナミックな打鍵は、観客の目を釘付けにしました。
3. ブラームス:『ハンガリー舞曲 第5番 嬰ヘ短調』
女優ハン・ジミン演じる落ちぶれた天才ピアニスト・ガユルとの連弾シーンで使用された楽曲。互いに言葉を交わさずとも、ピアノの連弾を通じて魂を通わせ合う重要な名シーンとして絶賛を集めました。
4. チャイコフスキー:『ピアノ協奏曲第1号 変ロ短調 作品23 第1楽章』
映画のクライマックス、大舞台でフルオーケストラと共演する圧巻のハイライト。重厚なオーケストラの響きに負けない力強いピアノソロを、パク・ジョンミンは代役なしで見事に弾き切り、劇場を深い涙と感動で包み込みました。