SNSやネット掲示板(知恵袋、X等)に寄せられるリアルな投稿を分析すると、多くの生活者が「正しいと思っていた対策」で失敗している実態が浮き彫りになります。
都内の屋外フェスに参加した20代女性の手記では、「つばの広いハットを被り、濃いブラックのサングラスをつけていたのに、夜中に目が焼けるように痛んで救急外来に駆け込んだ」という事例が共有されています。医師の診断は典型的な紫外線角膜炎でした。原因は、地面のアスファルトからの照り返しと、サングラスのサイドからの進入光線でした。帽子は頭上からの紫外線を約20%カットするに過ぎず、下方や側面からの散乱光に対しては無力です。
さらに見過ごせないのが「朝夕の通勤時間帯」です。太陽が高く昇る正午前後よりも、朝7〜9時や夕方16〜17時のような太陽高度が低い時間帯の方が、紫外線が瞳の真正面から水平に差し込むため、角膜への直接入射量は格段に増大します。「真夏の日中しかサングラスをかけない」という習慣そのものが、瞳にとっては重大な盲点となっています。