果実専門店の金字塔である高野フルーツパーラーは、品種ごとの個性を最大限に活かしたカッティングと多層構造でファンを魅了し続けている。部位によってカットの大きさを変え、食感のコントラストを楽しむ構成はまさにフルーツを知り尽くした専門店ならではの手腕だ。
また、パティシエの辻口博啓シェフが手掛ける創作スイーツの世界でも、桃のアプローチは異彩を放つ。伝統的な洋菓子の技法を取り入れながら、ピスタチオやパイ生地の食感を組み合わせることで、フルーツパフェという枠組みを軽やかに超えた立体的な味わいを創出。パティスリーの技巧と果実の力強さが見事に調和した逸品は、食通たちの唸る声を誘っている。