日本の苗字の数は約30万種とも言われるが、そのうち上位100姓だけで人口の約3割を占める。一方で、全国に数世帯、あるいは実質1世帯しか残っていない超希少な苗字が数多く存在する。最新の調査で上位にランクインしたのは、文字通り「絶滅寸前」の名字ばかりだ。
例えば、「小鳥遊(たかなし)」や「月見里(やまなし)」といった判じ物のような美しい名字は有名だが、これらはまだマシな方だ。現在、本当に消滅が危惧されているのは「東京(とうきょう)」さんや「砂糖(さとう=一般的な佐藤とは異なる)」さん、さらには「一(にのまえ)」さんなど、全国で数人しか確認できないレベルの超激レア姓である。これらの名字を持つ人々が途絶えれば、その瞬間に日本の歴史の一部が永遠に失われることになる。