御社とは?貴社との違いや正しい使い分けと失敗しない敬語術

御社とは?貴社との違いや正しい使い分けと失敗しない敬語術

御社とは?貴社との違いや正しい使い分けと失敗しない敬語術の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

大手総合商社やメガバンク、急成長テック企業の人事責任者への取材や各種アンケート調査を検証すると、敬語の誤用が選考結果に与える影響の解像度が見えてきます。大手人材紹介会社が実施したインタビュー調査において、ある東証プライム上場企業の人事部長は次のように証言しています。

「面接中に緊張のあまり『貴社』と言ってしまったからといって、その一言だけで不採用にすることはありません。人間誰しも緊張による言い淀みや失言はあります。注視しているのは、ミスに気づいた後の立ち居振る舞いです。自分の発言のズレに気づいて自然に修正できる柔軟性があるか、あるいは全く気付かずに最後までチグハグな敬語を連発しているのか。後者の場合、入社後に顧客の前で不用意な発言をしてトラブルを起こすリスクを懸念せざるを得ません」

ネット上のコミュニティやSNS(旧Twitter・知恵袋など)を検証すると、「面接で『貴社』と言ってしまって頭が真っ白になった」「メールに『御社』と書いて送信してしまい絶望している」という就活生や転職者の悲痛な叫びが散見されます。しかし、現場の採用担当者が真に嫌悪するのは単発の言い間違いではなく、「敬語の構造を理解せず、表層的な丸暗記で取り繕っている姿勢」です。もし面接で「貴社」と口走ってしまった場合は、取り乱さずに「失礼いたしました、御社では……」と落ち着いて言い直せば、減点対象になることはほとんどありません。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。