動画配信サービスの普及により、現在では自宅で手軽にマーベル作品を追える環境が整いました。しかし、ここで初心者が直面するのが「ディズニープラス配信一覧を見ても一部の重要作が見当たらない」という配信プラットフォームの断絶問題です。
SNSや知恵袋等のコミュニティで最も多く寄せられる悲鳴が、「スパイダーマンMCU順番通りに観ようとしたら、ディズニープラスに作品がない」という声です。映画『スパイダーマン』シリーズの映像化権利はソニー・ピクチャーズが保有しており、ディズニー傘下のマーベル・スタジオと共同制作という特殊な形態をとっています。そのため、契約更新のタイミングや地域によって、ディズニープラスで見放題対象から一時的に外れたり、他社プラットフォーム(Amazon Prime VideoやU-NEXTなど)での都度課金が必要になったりするケースが発生します。
同様の混乱は、2021年以降に急増した「マーベルドラマ見る順番」でも顕著です。ディズニープラス独占配信の『ワンダヴィジョン』や『ロキ』は、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』や今後の映画群に密接にリンクしています。映画館のスクリーンだけを追っていた観客が、配信ドラマを観ていないと状況が理解できないという「敷居の高さ」を生み出し、ファンの間でも大きな賛否両論を呼びました。
これから視聴を始める方は、「ディズニープラスに入れば完全制覇できる」と過信せず、スパイダーマン関連作や一部の作品についてはレンタル配信の併用を想定しておく必要があります。