有馬記念の枠順決定が他レースと一線を画すのは、2014年から採用されているエンターテインメント性の高い有馬記念枠順抽選ルールにあります。従来の自動抽選ではなく、特設ステージ上で関係者が登壇し、自らの手で運命を引き寄せる「二段階抽選(ドラフト方式)」が採用されています。
基本的な進行手順は以下の通りです。
1. 馬名抽選:抽選ゲストやJRA関係者が「馬名ボール」を専用ボックスから引き、対象となる競走馬を決定。
2. 枠順抽選:指名された陣営の調教師や騎手、オーナーが登壇し、もう一つのボックスから「枠順カプセル」を開封。
3. ゲート決定:引いた番号がそのまま枠番・馬番となり、即座に有馬記念枠順確定がアナウンスされます。
この瞬間に見られる騎手や調教師の「ガッツポーズ」や「苦笑い」といった生々しいリアクションこそ、公開抽選会最大の醍醐味です。関係者の表情ひとつから陣営の本音や作戦変更の気配を読み取ることができます。