『100万回の「I love you」』の作詞・作曲・歌唱を手がけたのは、宮城県仙台市生まれ・在住のシンガーソングライター、Rake(レイク)です。幼少期から洋楽ロックやソウルミュージックに親しみ、アコースティックギター1本で聴き手を引き込む卓越したグルーヴと、透明感がありながらもエモーショナルなハスキーボイスを武器にインディーズ時代から地元・東北で圧倒的な支持を集めていました。
メジャー3枚目のシングルとして2011年3月9日にリリースされた本作は、発売直後から全国のFM・AMラジオ各局で記録的なパワープレイを獲得。USEN J-POP総合チャート年間1位を獲得し、音楽配信サイトの着うた・フル配信合算でミリオン(100万ダウンロード以上)を突破するなど、当時の音楽配信マーケットにおいて歴史的なロングヒットを樹立しました。
リリース直後の2011年3月11日、東日本大震災が発生。仙台市内で被災したRakeは、電気や水道が寸断された過酷な環境のなかでも「音楽を通じて人と人を繋ぎ、希望を届けたい」という強い信念のもと、避難所への慰問ライブや復興支援イベントへの参加をいち早く開始しました。当時の音楽メディアのインタビュー取材に対し、Rakeは「音楽は直接命を救うことはできなくても、折れそうな心に寄り添い、明日へ向かう力を灯すことはできると信じている」と語っており、そのひたむきな姿勢が楽曲の持つ温もりと共鳴し、日本中へ深く浸透していきました。