各国の映画祭で絶賛を浴び、2026年現在も息の長いロングランを記録している映画『Modì(モディ)』。画家アメデオ・モディリアーニの劇的な25時間を描いたこの作品は、彼にとって1997年の『ブレイブ』以来、実に四半世紀以上ぶりとなる長編監督作となった。リカルド・スカマルチョやアル・パチーノといった名優たちを配し、スクリーンに立ち込める霧やインクの匂いまで描写するかのような映像美は、批評家たちを唸らせた。
ハリウッドの過剰な制約やマーケットテストに縛られることなく、ヨーロッパの独立系制作陣とともに作り上げた本作の成功は、彼に「演者」以上の主導権をもたらした。スタジオの都合で脚本が書き換えられることもなく、自分が信じた美学を一切の妥協なしに映像化できる環境。この成功体験こそが、彼を次なる監督プロジェクトや、よりチャレンジングなプロデュース業へと突き動かす原動力となっている。