市場に出回る旧型iPhoneのなかで、現在新規で購入すると後悔する可能性が極めて高い機種には明確な共通点が存在します。端末価格の安さだけに目を奪われると、日々の実用に支障をきたすだけでなく、最終的なトータルコスト(TCO:総保有コスト)で大きな損を被ることになります。
具体的に避けるべき筆頭モデルと、その根本的な理由は以下の通りです。
- iPhone 11以前の全モデル(XS/XR/11/11 Proなど):iOSメジャーアップデートのサポート終了または打ち切り直前の状態にあり、主要な決済アプリやSNSアプリが順次起動不可になるリスクを抱えています。5G通信に非対応である点も、通信インフラが刷新された現在では致命的な弱点です。
- iPhone SE(第2世代):2020年発売のA13 Bionicチップを搭載していますが、バッテリー持続時間が極端に短く、現行アプリの負荷に耐えきれず発熱とバッテリー劣化が加速しています。
- iPhone 12 mini:コンパクトな筐体と引き換えにバッテリー実容量が2,227mAhと極端に少なく、半日持たずに残量が枯渇するという報告が修理現場で多発しています。5G通信接続時の消費電力の激しさも実用性を大きく損なっています。
- iPhone SE(第3世代):通信や処理性能こそ5G・A15 Bionicに対応しているものの、4.7インチの極小画面と単眼カメラ、Touch IDボタンを配した旧世代の筐体設計が限界を迎えており、次世代モデルの登場に伴いリセール価値が大幅に下落しています。
これらのモデルが「おすすめできない」と断言される最大の要因は、「セキュリティリスク」「バッテリーの物理的損耗」「周辺機器の互換性断絶」の3点に集約されます。Appleは旧モデルに対しても一定期間セキュリティパッチを提供しますが、新機能の恩恵を受けられないばかりか、最新OS向けに最適化された日常アプリが正常に動作しなくなるトラブルが避けられません。