今注目を集めている かたせ梨乃の若い頃と現在の姿|圧倒的スタイルと独身の真相について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
かたせ梨乃の女優人生における決定的な転機となったのが、昭和の巨匠・五社英雄監督との邂逅です。五社監督の徹底したリアリズムと情念を描く映画群において、彼女は単なる肉体派女優の枠を完全に打ち破り、鬼気迫る表現力を開花させました。
公開年・作品名演じた役柄・主な共演者受賞歴・映画界での評価名シーン・作品の特徴1986年『極道の妻たち』池真知子 役
(共演:岩下志麻、世良公則)第10回日本アカデミー賞
最優秀助演女優賞受賞極道の抗争に翻弄される愛人役。岩下志麻との緊迫した対峙や、劇中での背中の入れ墨・情熱的な濡れ場が話題に。1987年『吉原炎上』菊川 役
(共演:名取裕子、西川峰子)第11回日本アカデミー賞
優秀助演女優賞受賞花魁たちの壮絶な生き様を描く。雪の中の花魁道中や、遊女たちの剥き出しの愛憎劇で見せた妖艶な名演技。1988年『肉体の門』浅田せん(ボルネオおせん)役
(共演:樋口可南子、松坂慶子)第12回日本アカデミー賞
優秀助演女優賞受賞敗戦直後の闇市を生き抜くパンパンガールたちのリーダー格。野性味と哀愁を帯びた圧倒的な存在感。
映画『極道の妻たち』において、主演の岩下志麻が見せる冷徹な姐御肌に対し、かたせ梨乃は情熱的で危うい色気を持つ女性を見事に体現しました。今なお映画ファンの間で「極道の妻たちの名シーン」として語り継がれる場面は、過酷な撮影現場で五社監督の徹底的な要求に応え抜いた彼女の気迫が生み出したものです。続く『吉原炎上』『肉体の門』でも日本アカデミー賞助演女優賞を連続受賞し、彼女は押しも押されもせぬ日本映画界のトップ女優としての地位を固めました。