ペットボトルで粉末ドリンクを作る際、多くの人が「空のボトルに粉を入れてから水を注ぐ」という順序を取っています。しかし、飲料メーカーやスポーツトレーナーの間では、これは絶対に避けるべきNG手順として知られています。
乾いたボトルに粉を先に入れると、ボトルの底のくぼみに粉が押し固められ、後から水を入れて激しく振っても底に溶け残りのダマが強固に張り付きます。さらに、投入時にボトルの飲み口内側に付着した粉が、注水時に濡れてペースト状になり、キャップの溝を汚して雑菌繁殖の原因になります。
正しい黄金手順は「水(全体の1/3)→ 粉末投入 → 残りの水を追加」というサンドイッチ方式です。底にクッションとなる水が少量入っていることで粉が沈着せず、シェイクした際の対流が劇的に向上してわずか数秒で完全に溶解します。
また、ペットボトルの再利用における衛生リスクにも注意が必要です。使い捨てを前提としたPET容器は内部の微細な傷に雑菌が入り込みやすく、口を直接つけたボトルの再利用は推奨されません。粉末ドリンクを作る際は、必ず未開封の新しいミネラルウォーターのボトルを少し飲んでスペースを作ってから投入するか、綺麗に洗浄・完全乾燥させたボトルを使用してください。