Q1:未経験から公営の市バス運転手になって、いきなり高年収を稼ぐことは可能ですか?
A1:不可能です。公営交通は基本的に年功序列型の俸給表を採用しているため、初年度の年収は正規職員でも320万〜360万円程度からスタートします。また、現在は即戦力採用以外では「会計年度任用職員」からのスタートとなるケースも多く、その場合はさらに初任年収が低く抑えられます。
Q2:民間路線バス会社と市営バスでは、どちらが生涯年収で得をしますか?
A2:正規公務員として採用された場合は、退職金水準(2000万円前後が見込める自治体が多い)や福利厚生、ボーナス支給月数の安定性から、市営バスのほうが生涯年収で3000万〜5000万円程度高くなる傾向にあります。ただし、契約社員や委託先子会社勤務の場合は民間大手と大差ないケースもあります。
Q3:2024年問題以降、労働環境は本当に改善されたのでしょうか?
A3:総拘束時間の上限が定められたことで極端な連続勤務は是正されましたが、人手不足のなかで運行本数を維持しようとするあまり、日々のダイヤがタイトになり運転手の休憩・トイレ休憩の確保が難しくなるなど、精神的ストレスはむしろ増大しているという現場の指摘が相次いでいます。