本作を手掛けたのは、『家政婦のミタ』や『女王の教室』などで知られる稀代のヒットメーカー・遊川和彦。過保護という一見キャッチーなモチーフを入り口にしながら、少子高齢化、親離れ、自己決定の重要性といった現代の構造的問題に鋭く切り込む筆致は圧巻でした。
その世界観を完璧に包み込んだのが、星野源による主題歌「Family Song」です。多様化する家族のあり方を温かく肯定するソウルフルな楽曲はドラマの感動を倍増させ、オリコン週間チャート1位を記録する大ヒットとなりました。脚本と音楽が見事に融合した本作は、2010年代を代表する社会派ホームドラマとして金字塔を打ち立てています。