大手ネット掲示板やSNS、交通コミュニティにおける実際の利用者の投稿を分析すると、この乗り換えルートに対するリアルな評価が浮き彫りになってきます。
「錦糸町や秋葉原の人混みを避けて、総武快速から新宿線へ座って乗り換えるための裏ワザルートとして重宝している」「雨の日に東京駅から総武快速線で1駅乗って馬喰町へ行き、そこから馬喰横山経由で新宿方面へ向かえば傘を一度も開かずに済む」といった、実用性の高さを称賛する声は非常に目立ちます。特に日本橋問屋街や神田周辺のビジネス街に勤務するオフィスワーカーにとって、天候に左右されない地下回廊は絶大な支持を集めています。
一方で、手記や体験談として頻繁に語られるのが「JR馬喰町駅ホームの深さと薄暗さに対する心理的圧迫感」です。馬喰町駅は1972年の開業当時、国鉄で最も深い地下駅として誕生した歴史を持ちます。そのため、現在の最新鋭地下鉄駅と比べるとどこか武骨で無機質なトンネルの風情が色濃く残っており、「早朝や深夜に通路を歩いていると距離が果てしなく長く感じる」「エスカレーターが点検中のときの絶望感がすさまじい」という現場ならではの率直な感想も寄せられています。日常的に使う通勤客は動線を身体で覚えているものの、たまに利用する出張者や観光客にとっては、特有の深層空間が体感時間をより長く感じさせる要因となっているようです。