かぎ針編みの基本技法である「細編み(こまあみ)」だけで完成する、最も美しく実用的なマルシェバッグの制作ステップを順を追って解説します。かぎ針編み 夏バッグ 編み図 無料の情報を探している方でも、以下の規則性(増し目のロジック)さえ理解すれば、複雑な編み図を見ずに編み上げることが可能です。
ステップ1:増し目の法則を守る「円底」の編み出し
「わ」の作り目から始め、1段目は細編み6目(または7目)を編み入れます。円底を美しく平らに広げる鉄則は、「1段ごとに元の目数と同数ずつ増やしていく」ことです。例えば1段目が6目の場合、2段目は12目(全目2目編み入れ)、3段目は18目(1目+増し目)、4段目は24目(2目+増し目)と進行します。
ただし、毎回同じ位置で増し目を行うと円ではなく六角形に角張ってしまいます。これを防ぐため、偶数段では増し目の位置をずらす(分散させる)のがプロの仕立てテクニックです。底面の直径が18〜20cmに達したら、増し目をストップします。
ステップ2:側面を立ち上げて好みの深さまで編む
底が編み終わったら、次は側面への立ち上がりです。底の最終段の目をそのまま拾い、増減なしで1目に対して1目ずつ細編みを編み重ねていきます。3段ほど編み進めると、自然と編み地が垂直に立ち上がってきます。側面はおよそ20〜25段(深さ約18〜22cm)前後まで編み進めるのが、黄金比率と呼ばれる美しいマルシェ型です。
ステップ3:伸びにくく頑丈なペーパーヤーン バッグ 持ち手 付け方
紙糸バッグの最大の弱点になりやすいのが、「重い荷物を入れたときの持ち手の伸びと破損」です。これを防ぐための決定打が、鎖編みから目を拾ったあとに編みくるむ補強法です。
本体の縁編み部分で持ち手用のスリット(鎖編み25〜35目程度)を作り、次段でその鎖編みを束に拾って細編みを編みつけます。さらに強度を高める場合は、芯材としてダイソーや手芸店で手に入るアクリルコードやPPロープを持ち手の中に編みくるむか、市販のレザー持ち手をカシメで留める手法が有効です。これにより、日常使いで重いペットボトルを入れても持ち手が細く伸びきることがありません。