ホテルの代名詞ともいえるのが、広大な大庭園を埋め尽くすツツジとシャクナゲの群生です。毎年春になると、小田急山のホテルのツツジの見頃を目当てに日本全国から多くの観光客が詰めかけます。
庭園には、岩崎小弥太男爵が集め、丹精込めて手入れされてきた樹齢100年を超える古木を含む約84種・3000株のツツジと、約40種・300株のシャクナゲが植栽されています。赤、ピンク、紫、白の花々がすり鉢状の庭園一面を鮮やかに染め上げ、遠景の青い芦ノ湖や富士山とのコントラストを描き出す光景は、箱根屈指の春の絶景として知られています。
訪問を計画する上で最も重要なのが、小田急山のホテルの庭園開花状況の見極めです。例年の見頃は5月上旬から中旬ですが、春先の気温推移によってピークは前後します。公式ウェブサイトでは開花シーズン中に日々の開花ステータスが写真付きで更新されるため、直前のチェックが欠かせません。また、満開の時期は庭園見学の一般来園者で周辺道路や駐車場が激しく混雑するため、朝一番の早い時間帯を狙うか、ホテル宿泊者専用の静かな早朝散策枠を活用するのが賢明な戦略です。