夫妻の生活拠点は、武豊の主戦場である栗東トレーニングセンター(滋賀県)に近い京都府京都市左京区の一等地に佇む白亜の大豪邸です。敷地面積は数百坪に及び、地下にはトレーニング施設や愛車を収めるガレージを備えた大邸宅として知られています。
しかし、30年におよぶ結婚生活が常に順風満帆だったわけではありません。2015年には美馬怜子アナウンサーとの手つなぎデート報道、2017年には競馬タレント・小泉恵未との路上キス報道など、週刊誌による武豊の女性スキャンダルが世間を騒がせたことがありました。
ここで競馬ファンおよび世間を唸らせたのが、佐野量子の毅然とした「神対応」でした。報道直後、自宅前で直撃取材を試みた週刊誌の記者陣に対し、佐野量子は逃げることも声を荒らげることもなく、自ら玄関先に立ち止まって丁寧に対応したのです。
「主人には『お酒の席とはいえ、誤解を招くような行動は慎みなさい』とこっぴどく叱りました。フライパンを持って怒りましたよ」と、ユーモアを交えながら夫の非を認め、同時に家庭内で完全に解決済みであることを笑顔で明言。この絶妙な受け答えによって、夫のキャリアに傷をつけることなく騒動を一瞬で鎮火させました。夫婦の間に確固たる信頼の基盤があるからこそ成し得たこの対応は、佐野量子の人間的器の大きさを決定づける出来事となりました。