美しく可憐なイメージが強いラベンダーだが、実は花言葉の辞典を紐解くと「不信感」や「疑い」といった、少し意外なキーワードにも突き当たる。一見するとお祝いやプレゼントには不向きに思えるかもしれないが、これには歴史的な背景が存在する。
古代ローマ時代、ラベンダーはその強い殺菌・防虫効果から、傷の消毒や浴槽の清めのために広く使われていた。また、その強い香りの中に毒蛇が潜んでいることがあると警戒されていた歴史に由来するともいわれている。「警戒を怠るな」という古人の知恵が、いつしか「疑い」という言葉として語り継がれたのだ。ギフトとして贈る際は、カードに「清潔」や「感謝」といった前向きなメッセージを添えて渡すのが、現代的なスマートなマナーと言えるだろう。