華やかなスポットライトを浴びる彼らにも、鳴かず飛ばずの暗闇を彷徨った下積み時代がある。当時は黒髪で真面目なビジュアルを保ち、オーディションを何十回と受けながらも「どこにでもいる若手」として埋もれていた。個性を主張しきれず、事務所の片隅でチャンスを待ち続ける日々は想像以上に過酷だった。
転機となったのは、自身のキャラクターに対する「諦め」と「開き直り」だ。従来の優等生像を捨て去り、本来の型破りな素顔を露わにする覚悟を決めた瞬間、金髪への変身が断行された。周囲の反対を押し切って選んだその姿が、期せずして潜在能力を解き放つキーパーソンとしての第一歩となった。