英国ゴールデンレトリバーの最大の魅力の一つが、その極めて温厚で落ち着いた性格です。米国産が陽気でエネルギッシュ、いつまでも子犬のような遊び心を全面に出す傾向があるのに対し、英国系は幼少期を過ぎると非常に思慮深く、マイペースで落ち着いた佇まいを見せます。
人間への服従性と共感力が高く、欧州ではセラピー犬や盲導犬としても広く活躍しています。攻撃性が極めて低いため小さな子どもがいる家庭や多頭飼育にも馴染みやすいのが強みです。
ただし、「飼いやすい」という言葉を「しつけが不要」と誤認してはなりません。体重30kgを超える大型犬であるため、子犬期の甘噛み防止や引っ張り癖の矯正、社会化トレーニングは必須です。学習能力が高いため、一貫性を持ったポジティブな褒めるしつけを行うことで、誰からも愛される素晴らしい家庭犬に育ちます。