離婚した元夫婦でありながら、奇跡的な笑いを生み出したのが『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の年越し特番だった。刺客として登場した千秋が遠藤に容赦ない突っ込みを入れ、遠藤が焦りまくる構図は、バラエティ番組史に残る名シーンとして語り継がれている。
カメラの裏側では、過剰なドロドロ感はいっさいなく、愛娘を育てる「共同経営者」のような割り切った信頼関係が存在していた。お互いのビジネスや芸能界での立ち位置をリスペクトし合っていたからこそ、あそこまでのエンタメへと昇華できたのだろう。愛憎を超えた独特の距離感こそが、彼らならではの絆の形だった。