会議のあり方はここ数年で一変した。スクリーン越しの一方向なプレゼンテーションに満足する参加者はもうどこにもいない。パシフィコ横浜が推進する「スマートMICE 2.0」構想は、リアル会場ならではの熱気と空間体験を最大化する仕掛けに満ちている。
場内に一歩足を踏み入れれば、超高速Wi-Fi 7ネットワークと空間AI解析が静かに稼働しているのがわかる。参加者の動線や混雑度合いをリアルタイムで検知し、セッション間の移動をスムーズに誘導するほか、言語の壁を瞬時に取り払う多言語AIリアルタイム字幕が主要会場の大型ディスプレイに躍る。物理的な「場」としての価値とデジタルの利便性が調和した空間が、ここにはある。