物語の核となるのは、外資系保険会社の卓越した保険調査員・廣川英器(竹野内豊)と、彼女の周りで次々と関係者が不可解な死を遂げる謎多き高校教師・江木塔子(松嶋菜々子)の宿命的な出会いだ。危険な香りを纏う塔子に、巨大な保険金殺人の容疑が持ち上がる。
英器は職業上の鋭い洞察力で彼女の過去と真実を探り始めるが、調査が進むにつれて自身も深い闇へと引きずり込まれていく。疑惑の対象であるはずの女性にいつしか惹かれていく男と、自らを頑なな孤独の氷に閉じ込める女。二人の間に芽生えるのは純愛なのか、それとも死へと誘う罠なのか。緊迫したサスペンスドラマの緊張感が、観る者の胃を締め付ける。