ネット上の情報やSNSの写真を見る際、消費者が陥りがちな「2つの大きな落とし穴」が存在します。
第1の誤解は、「SNS上の透明感あふれるペールピンク(淡いピンク)がブリーチなしで再現できる」という思い込みです。インスタグラム等で『#ブリーチなし』と記載されている写真の中には、過去に数回のブリーチ履歴があるベースにオンカラーしただけの事例や、撮影用の強力なリングライトで透かして見せているケースが少なからず存在します。完全な地毛から出せるピンクは、あくまで「ブラウンや深みのあるワインを基調としたピンク」であることを認識しておく必要があります。
第2の盲点は、「過去の黒染め・暗髪履歴」の影響です。過去1〜2年以内に市販の黒染めや白髪染め、濃いブルーブラック等を施術している履歴がある場合、その残留色素が邪魔をして、どれほど強力なノンブリーチ剤を使ってもピンクが全く発色しないトラブルが発生します。履歴がある場合は、無理にワンプロセスで染めようとせず、美容師に正確な履歴を伝えた上で脱染剤(色素落とし)などの適切な前処理を検討しなければなりません。