ドラマのヒットと車の両輪のごとく社会現象を巻き起こしたのが、Crystal Kayによる主題歌『恋におちたら』です。彼女にとって通算16枚目のシングルとして2005年5月18日にエピックレコードジャパンより発売されました。
作詞を東方神起やBoAなどを手掛けたH.U.B.氏、作曲をシンガーソングライターの坂詰美沙子氏が手掛けた本作は、当時のJ-POPシーンにおいて「洋楽テイストの本格派R&B」から「誰もが口ずさめる国民的J-POP」への鮮烈なブレイクスルーを果たした金字塔です。客観的なデータでその凄まじい反響を振り返ります。
音楽関係者の証言によると、Crystal Kay本人は当時「これまで歌ってきた少し背伸びしたR&Bから、誰もが口ずさめるストレートな日本語の詞を歌うことに当初は戸惑いもあった」と回顧しています。しかし、スタジオでテイクを重ねる中で「相手の幸せを願うピュアな想いこそが最大の力になる」という楽曲の核心に共鳴。その結果、20代前後の女性層のみならず、ドラマを観ていたビジネスマンや中高年層にまで支持が拡大し、Crystal Kay最大の代表曲へと昇華しました。