1級船舶免許の難易度は?合格率9割に潜む海図の罠と独学合格法

1級船舶免許の難易度は?合格率9割に潜む海図の罠と独学合格法

1級船舶免許の難易度は?合格率9割に潜む海図の罠と独学合格法について詳しく解説いたします。詳細な分析をお届けします。

受講者が最初に驚く事実として、「1級と2級の実技試験内容は完全に同一」という点が挙げられます。1級だからといって大型船を操縦したり、荒波の中での高度な離着岸を求められたりするわけではありません。差があるのは航行区域と学科試験の深さです。

項目一級小型船舶操縦士二級小型船舶操縦士編集部の見解・評価航行区域すべての水域(無制限)
※100海里超は一定の機関長要件あり海岸から5海里(約9km)以内
平水区域内は制限なし沿岸釣りのみなら2級で十分だが、島渡りや遠洋航海には1級が必須。学科試験内容一般科目(50問)+
上級科目(14問)一般科目(50問)のみ1級の上級科目には海図作図3問が含まれ、ここが最大の難関。実技試験内容点検、結節、操船、離着岸、人命救助1級と完全に同一の基準実技の難易度差はゼロ。学科を突破できるかが唯一の分岐点。費用相場(国家試験免除)約12万〜16万円前後約9万〜12万円前後差額は約3万〜4万円。後から進級するより一括取得が経済的。独学での取得適性2級保有者のステップアップなら独学推奨実技船の確保が難しいため教習所推奨未保有からの完全独学は実技練習の環境確保が最大の障壁。

なお、受験にあたっては小型船舶操縦士の身体検査基準を満たす必要があります。視力(両眼とも0.5以上・矯正可)、夜間航行の安全に直結する弁色力(灯火の色を識別できること)、聴力、身体機能などが検査対象となります。持病や色覚に懸念がある場合は、事前に指定医や登録教習所に相談しておくことが不可欠です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。