爆発的人気を誇る『ちいかわ』に登場するモモンガは、ファンアート界隈でも屈指の人気を誇ります。しかし、いざ模写してみると「ただの丸いキャラになってしまい、あの独特の性格の悪さやあざとさが出ない」という悩みが頻出します。ここで役立つのが、特有のキャラクターデザインを紐解くちいかわイラストの描き方のコツです。
ちいかわモモンガの描き方において最も重要な鍵は、「眉間と目線のギャップ」にあります。目は黒目がちでウルウルとした涙袋のようなラインを持ちながら、眉毛はキリッと吊り上がった八の字を描きます。「つぶらで無垢な瞳」と「強気でワガママな吊り眉」が同居することで、見る者を翻弄するあの強烈な魅力が成立するのです。口元は常に「ω」のような猫口か、ペロッと舌を出した小悪魔的な形状に設定します。
さらにモモンガのデフォルメイラストとして突き詰めるべきは、胴体に対して異常なまでに肥大化された「超巨大なしっぽ」の存在感です。ちいかわのモモンガは、頭部と胴体を足したサイズと同等、あるいはそれ以上の巨大なしっぽを常に背負っています。先端が渦を巻くようなダイナミックなカールを描き、しっぽの青みがかったグラデーションを丁寧に再現すれば、画面全体にあざとさとラグジュアリー感が一気に満ちていきます。